ステッドラーの製図用シャープペンシル「925 75」をレビュー

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STAEDTLER(ステッドラー)の製図用シャープペンシル、「925 75」

ステッドラーのシャープペンシルの中で385円(定価・税込)という安価で購入できますが、使い心地などはどうでしょうか。

今回は、その「925 75」を購入しましたので、デザインや書き心地、ペンの持ちやすさなど、実際に使ってみて感じたことをお話ししたいと思います。

ステッドラーのシャープペンシルを安価で購入されたい方の参考になれば幸いです。

目次

ステッドラーについて

ステッドラーは、ドイツの文具メーカーで、特に鉛筆や製図用シャープペンシルなどの製品で有名です。

ステッドラー社は1835年、ヨハン・セバスチャン・ステッドラーによって設立された歴史ある会社で、同社の販売する筆記用具などの文具は、その品質の高さから、多くの人に愛用されてきました。

特に鉛筆については、1662年頃からヨハン・セバスチャンの祖先、フリードリッヒ・ステッドラーが製造していたこともあって当初から製造されており、中でも「マルス ルモグラフ」というシリーズが有名で、プロも認める品質です。

その後、シャープペンシルやボールペン、多機能ペンなどの製造も順次開始され、現在では筆記具の他、消しゴムやコンパスなど、幅広い文具が取り扱われており、定規や製図用シャープペンシルなどの製図用品も高い評価を受けています。

ステッドラー「925 75」の概要、仕様等

概要

ステッドラーの製図用シャープペンシルのラインナップは👇です。

ステッドラーの製図用シャープペンシル
  • 「925 75」:  385円
  • 「925 15」:  550円
  • 「925 25」:1,650円
  • 「925 35」:1,650円
    • (オールブラック:2,200円)

価格は全て税込です。

「925 75」は同シリーズのエントリーモデルで、385円で購入できるため、ステッドラーの製図用シャープペンシルを安く購入したいという方におすすめです。

仕様

そんなステッドラー「925 75」の主な仕様は👇です。

主な仕様(公式HPから抜粋)
  • サイズ:140.6×12.5×9.6mm
  • 重 さ;9g
  • 材 質:[ボディ]ABS
  • 芯 径:0.3、0.5、0.7、0.9

ABS(樹脂)とはプラスチックの一種で、衝撃に強いなどの特徴を持っています。

軸色は濃紺1色ですが、芯径によって硬度表示リングの色が変わり、具体的には👇です。

硬度表示リングの色
  • 0.3:黄色
  • 0.5:茶色
  • 0.7:水色
  • 0.9:オレンジ

ステッドラー「925 75」をレビュー(デザイン)

まず、「925 75」の外観から見ていきたいと思います。

私が今回購入したのは、「925 75-05」(芯径:0.5mm)です。

メーカー名や型番は👇に表示されています。

濃い目のペン軸に白の印字がいいですね。街中のおしゃれなレストランの看板を思わせます。

なお、メーカー名の前に付いているのは、「マルスヘッド」という、ステッドラーのトレードマークです。

ペンの上部には芯硬度表示窓が付いており、今入れている芯の硬度が分かりやすくなっています。

なお、先ほどお話ししましたが、芯径によって硬度表示リングの色が変わります。

ペンの上部には、消しゴムが付いています。

小さめですが、消しゴムを持っていないときも安心で、また、普段はキャップに隠れているため、消しゴムが汚れても目立たないのもいいですね。消しゴムが汚れると、どうしてもペンの外観を損ないますから。

クリップは👇です。

材質はで、美しく輝きます。少し分かりにくいのですが、クリップの下部にもマルスヘッドが付いていますね。

グリップ部分は👇です。

規則的に、線状の溝が入ったような形状になっていますね。なお、滑りやすさなどについては後でお話しします。

口金の素材は真鍮です。

真鍮(しんちゅう)とは、トランペットなどの金管楽器や装飾品などに使用されている、美しい色調が特徴の金属です。その性質どおり、クリップと同じような美しさですが、反射が少し抑えめで、こちらはややマットな質感でしょうか。

ステッドラー「925 75」をレビュー(性能)

書き心地

ステッドラー「925 75」はなめらかに書けるシャープペンシルです。

芯の当たる角度などによって、わずかに紙との摩擦を感じますが、紙にひっかかるようなガリガリとした筆感はほとんどありませんでした。

実際に書いてみたのが👇です。

今回購入したのは0.5mmですが、ちょうど良い字の太さだと思います。

持ちやすさ

次に、ステッドラー「925 75」の持ちやすさ(握りやすさ)についてお話しします。

まず、グリップ部分は👇です。

規則的に線状の溝が入っており、加工がされている分滑りにくいのですが、実際に持ってみると、摩擦力はそこまで高くないと感じました。これは、素材によるところも大きいのかもしれません。

ただ、ペンを持った状態で手で引っ張ると滑りますが、ペンを下に向けて指の力を弱めてもペンが滑り落ちたりするようなことはありませんので、書く上で特に支障はないと思います。

次に、長さについては、約14cmと、普通~やや短めです。

ただ、実際に持ってみると特に短さは感じませんでした。また、クリップもやや短めのため、普通にグリップ部分を持つと、クリップは指に当たりません。このあたりは持ち方にもよるかもしれませんが、いずれにしてもペンをくるくると回したりしなければ問題はないと思います。

一方、重さは9gかなり軽いです。ペンが細身なこともあると思いますが、この軽さのおかげで書いていて指が疲れませんので、長時間の使用にも向いています。

ペン先の見やすさ

次に、ステッドラー「925 75」のペン先の見やすさについてお話しします。

「925 75」は、ペンの一番先の部分が長く、約4mmあります。一般的なシャープペンシルは3cmぐらいですので、結構長めですね。

そのため、書いているときにペン先が見やすく、細かい作業も楽に行えます。

ノックについて

レビューの最後に、ノックについてお話しします。

まず、ステッドラー「925 75」のノック音はかなり小さいです。ほとんど気にならないレベルですので、会議中や図書館など、音が気になる場所でも安心して使えます。

また、ノック時の指への負荷は低めです。上部が平らで、かつ、軽い力でノックできますので、連続でノックしても指が痛くなったりすることはありません。

音が小さく負荷が低いため、ノックの性能は高いですね。

ステッドラー「925 75」はどこで買えるか

ステッドラーのシャープペンシル「925 75」は、以下のような場所で購入できます。

オンラインストア

Amazon楽天Yahoo!ショッピングなどの大手オンラインストアなどで購入できます。

サイトや商品によっては送料無料になる場合があり、また、セールなどのキャンペーンを利用することで、通常よりもお得に購入できるかもしれません。

店舗に行かずに自宅から注文できるのもオンラインストアの利点ですね。

実店舗

「925 75」などのシャープペンシルを含めた各種ステッドラー製品は、文房具店や書店など、一部の店舗でも取り扱われています。

実店舗では、実物を見たり、触れたりできるのが最大のメリットで、場合によっては試し書きができたりすることもあります。

取り扱い店舗の一覧や概要については、ステッドラー公式HPに掲載されていますので、そちらをご確認ください。

ステッドラー「925 75」のレビューのまとめ

以上、ステッドラーの製図用シャープペンシル、「925 75」のデザインや書き心地、ペンの持ちやすさなどについてお話ししました。

今回の話のポイントをまとめると👇です。

  • 仕様等
    • サイズ:140.6×12.5×9.6mm
    • 重 さ;9g
    • 材 質:[ボディ]ABS
    • 芯 径:0.3、0.5、0.7、0.9
    • 価 格:385円(税込)
  • デザイン
    • 濃紺を基調としたペン軸
    • クリップは鋼、口金は真鍮
  • 性 能
    • なめらかに書ける
    • グリップの摩擦力は高くない
    • 軽いため長時間の筆記にも◎
    • ペン先が見やすい
    • ノック音が小さい

ステッドラーの「925 75」は、同社の製図用シャープペンシルのエントリーモデルで、385円(税込)で購入できます。

濃紺をベースにした統一的なデザインで、なめらかに書ける書き心地の良いシャープペンシルです。

グリップの摩擦力はそこまで高くないものの、指が滑るようなことはなく、その他、ペン先が見やすく、長時間の筆記にも適しているなど、安価な割に性能の高さが実現された、コスパの高い1本。

ステッドラーの製図用シャープペンシルの購入を考えていて、でもいきなりお金をかけるのはちょっと、という方に特におすすめです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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