【自然な色合い&書きやすい】三菱鉛筆の「ユニボールワンF」をレビュー

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三菱鉛筆のゲルインキボールペン「uni-ball one F」(ユニボールワンF)

「ユニボールワン」シリーズの、軸色などのデザインにこだわって作られた、ボールペンです。

今回はそのユニボールワンFを購入しましたので、デザインや書き心地、実際に使ってみて感じたことなどをレビューしたいと思います。

また、比較のために併せて購入したユニボールワンとの違いについてもお話しします。

結論からお話しすると、ユニボールワンFは、自然なデザインが特徴的で、書き心地が良く、かつ、くっきりと濃く書けるボールペンです。

その分、速乾性がやや落ちる、表面がなめらかな分多少すべりやすいなど、気になった点についてもお話ししていますので、購入を検討されている方はぜひ最後までお読みください。

目次

ユニボールワンFについて

概要

ユニボールワンFは、三菱鉛筆が開発した、美しい軸色のデザインが特徴の、ユニボールワンシリーズゲルインキボールペンです。

ユニボールワンは、令和2年2月に発売された「濃くくっきり書ける」ボールペンです。そして、ユニボールワンFは、テーマ性のある軸色にこだわった、ワンランク上のボールペンとして、令和3年9月に発売されました。

わりと新しいんですね。

なお、「F」はFeelの頭文字で、使う人の感性を刺激する1本となっています。

仕様

ユニボールワンFの主な仕様は👇です。

ユニボールワンFの主な仕様(公式HPから抜粋)
  • 種  類:ゲルインクボールペン
  • ペ ン 先:0.38 or 0.5mm
  • インク色:黒
  • 方  式:ノック式
  • 価  格:330円(参考価格・税込)

カラーラインナップは、ペン先の太さによって異なり、具体的には👇です。

ユニボールワンFの色
  • 0.38mm
    • 消 炭(Fブラック)
    • 無 垢(Fグレー)
    • 花 霞(Fピンク)
    • 日向夏(Fイエロー)
  • 0.5mm
    • 霜 柱(Fブルー)
    • 葉 雫(Fグリーン)

色の名前が自然を感じさせるな・・・。

ユニボールワンFの最大の特徴は、身近な日常や自然の風景から発想を得た軸色です。

そして、日常生活で目にする景色は原色ではなく曖昧な色に見えることから、くすんであせたような色(フェイデッドカラー)でそろえられています。

その他、👇のようなラインナップもあります。なお、こちらは価格が全て440円(参考価格・税込)です。

他のラインナップ
  • テクスチャカラー
    • Dホワイト
    • Dアイスブルー
    • Dグリーン
    • Dピンク
  • モダンポップカラー
    • 日和(ひより)
    • 燦花(さんか)
    • 風彩(かぜさやか)
    • 泡沫(うたかた)
    • 短夜(みじかよ)

ユニボールワンFのデザイン

外観について

今回購入したのは、三菱鉛筆のボールペン、「ユニボールワンF」葉雫です。

上でお話ししましたとおり、自然などを表現したような、くすんだ色合いが特徴的です。

デザインに凝ったペンも多い中、ユニボールワンFは余計な装飾も鮮やかなカラーも取り除いて自然の美しさを醸し出す、まさに引き算のデザインですね。

ペンの上部に「uni-ball one」と刻印されています。

クリップは可動式で、挟みやすくなっています。

なお、分解すると👇です。

ユニボールワンFの性能

書きやすさ

ユニボールワンFは、とてもなめらかな書き心地で、濃くはっきりと書けます。かすれたりすることも全くありません。

実際に書いてみたのが👇です。

くっきりと、また、0.5mmですがとても濃くかけます。

ただし、書いた直後に字に触れるとわずかにインクがのびます。実際に試してみたのが👇です。

書き終わった後、3秒後に触れるとまだわずかにインクがのびますが、5秒待ってから触れると全くのびませんでした。

書いた直後の字に触れることはほぼないため、あまり問題にはならないと思いますが、書き心地がなめらかな分、速乾性はやや落ちそうです。

持ちやすさ

まず、ユニボールワンFはペン軸全体がプラスチックになっています。軸色にこだわったボールペンのため、デザインを重視したのかもしれません。

ボールペンを垂直にして指の力を弱めたりしない限り滑って落ちるようなことはないと思いますが、ラバーグリップなどがない分、多少滑りやすくなっていますので、注意が必要です。

長さは約13.9cmで、やや短いですが、ほぼ標準です。一方、重さは約14.4gで、同価格帯のボールペンと比べるとやや重めですので、持つと指に少し重さがかかるのを感じます。

ユニボールワンFは金属製のペン先の重さで低重心を実現していますので、その影響もあるのでしょうか。

その低重心ですが、正直なところ私にはそこまで感じられませんでした。

総合的に、ユニボールワンFの持ちやすさは良くも悪くもなく普通だと思います。

ノックについて

ユニボールワンFはノック式ボールペンですので、次にノックについてお話しします。

まず、ノック音はそこまで大きくありません。ノックすると「カチッ」という音が聞こえますが、ノック音は小さめですので、オフィスなどでも問題なく使用できます。

ノック部分は細長いため、ノック時に指にかかる面積が小さくなります。

ですので、指には少し負荷がかかりますが、何度も連続でノックしたりしなければ特に問題はありません。

ユニボールワンFとユニボールワンの比較

ここからは、ユニボールワンFとユニボールワンを比較していきたいと思います。

まず、外観は👇です。

上が「F」です。

ともになめらかな書き心地で、書きやすさなどについては特に違いが分かりませんでしたので、それ以外に私が感じた両者の違い3点について、順番にお話ししていきます。

ペン軸の素材

ユニボールワンFとユニボールワンの1つ目の違いは、ペン軸の素材です。

少し分かりにくいのですが、ユニボールワンは持ち手部分がラバーグリップになっています。

一方、ユニボールワンFは先ほどお話ししたとおりペン軸全体がプラスチックになっています。

ですので、ユニボールワンのほうが滑りにくいのですが、デザイン面ではユニボールワンFのほうが優れています。

重さ・重心

ユニボールワンFとユニボールワンの2つ目の違いは、重さと重心です。

まず重さについてですが、ユニボールワンFは約14.4g、ユニボールワンは約9.8gです。ですので、ユニボールワンFのほうが1.5倍ぐらい重くなっています。

理由は、ユニボールワンFが金属製のペン先の重さで低重心を実現していることなどによるものです。

ただ、上でもお話ししましたとおり、ユニボールワンFの低重心は私にはあまり感じられませんでした。

ですので、重さだけで考えると、ユニボールワンFもそこまで重いわけではありませんが、ユニボールワンは軽いため、長時間の使用にはユニボールワンのほうが適していると思います。

ペン先の太さの刻印の有無

ユニボールワンFとユニボールワンの3つ目の違いは、ペン先の太さの刻印があるかどうかです。

これは少し細かい話ですが、ユニボールワンにはペン先の太さの刻印がありますが、ユニボールワンFにはそれがありません。

ただ、ユニボールワンFにも、貼られているシールにはペン先の太さが表示されていますので、特に問題はないと思います。

ユニボールワンFはどこで買えるか

ユニボールワンFは以下の場所で購入できます。

オンラインストア

Amazon、楽天、Yahoo!ショッピングなどの大手オンラインストアなどで購入できます。

サイトや品目などによって送料無料になる場合があり、また、セールなどのキャンペーンを利用することで、店頭よりもお得に購入できるかもしれません。自宅などから注文できるのもメリットですね。

文房具店

全国の主要文房具店や大型書店などでも取り扱われています。

実店舗で購入するメリットは、実際に現物を確認できるところです。

店頭に足を運ばれることがあれば、ぜひユニボールワンFの洗練されたデザインをその目で確かめてみてください。

また、もし試し書きができるようでしたら、併せてなめらかな書き心地を体感いただければと思います。

ユニボールワンFのレビューまとめ

以上、三菱鉛筆のゲルインキボールペン「uni-ball one F」(ユニボールワンF)について、デザインや書き心地、ユニボールワンとの違いなど、実際に使ってみて感じたことをお話ししました。

今回の記事のポイントをまとめると、👇です。

  • 仕 様
    • 種  類:ゲルインクボールペン
    • ペ ン 先:0.38 or 0.5mm
    • インク色:黒
    • 方  式:ノック式
    • 価  格:330円(参考価格・税込)
  • 主なカラーラインナップ
    • 消 炭(Fブラック)
    • 無 垢(Fグレー)
    • 花 霞(Fピンク)
    • 日向夏(Fイエロー)
    • 霜 柱(Fブルー)
    • 葉 雫(Fグリーン)
  • 外 観
    • くすんだ色合いが特徴的
    • クリップは可動式
  • 書き心地・速乾性
    • 滑らかな書き心地でかすれない
    • 濃く、くっきりと書ける
    • 速乾性はやや落ちる
  • 持ちやすさ
    • 表面がなめらかで多少滑りやすい
    • 重さは約14.5gで、やや重め
    • 低重心は感じにくかった
  • ノック
    • ノック音はあるが、小さめ
    • ノック時、指に少し負荷がかかる
  • ユニボールワンとの違い
    • ペン軸の素材
    • 重さ
    • ペン先の太さの刻印の有無
  • 購入場所
    • Amazon、楽天などのオンラインストア
    • 文房具店などの実店舗

三菱鉛筆のユニボールワンFは、自然を感じさせる美しい軸色のデザインが特徴の、ユニボールワンシリーズゲルインキボールペンです。

その洗練されたデザインはもちろんですが、書き心地が良く、かつ、濃く、くっきりと書くことができます。

その分速乾性がやや落ちる、表面がなめらかな分多少滑りやすいなど、やや気になる点もありますが、全体的に見て、デザインも書き心地などの性能も良く、また、ノック音も小さめなことなど、オフィスでの使用にも適しています。

通常のユニボールワンと比べて価格は税込で約200円高くなりますが、ペンは通常何年も使うものですので、デザイン性などにこだわりたい方にはユニボールワンFがおすすめです。

ユニボールワンFは、Amazon、楽天などのオンラインストアや、全国の文房具店などで購入できます。オンラインなら自宅で簡単に注文でき、かつ、安く購入できるかもしれませんし、実店舗では実際に手に取って選ぶ楽しみがあります。

ぜひ、ユニボールワンFを手に取って、その洗練されたデザインと、なめらかな書き心地を体感してみてください。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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