【書き心地なめらか】パイロットの「アクロボール 0.7mm」をレビュー

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PILOT(パイロット)のボールペン、Acroball(アクロボール)

アクロインキのなめらかな書き心地が特徴で、165円(税込)と、パイロットのアクロインキシリーズの中で最も安価に購入できます。

今回、そのアクロボールを購入しましたので、デザインや書き心地、持ちやすさなどについて、実際に使ってみて感じたことをレビューしたいと思います。

結論からお話しすると、アクロボールは安価で購入できるのに見た目に安っぽさがなく、書き心地がよく持ちやすい、そんなボールペンでした。

一方、書いていてたまに字がかすれることなど、少し気になった点についてもお話ししていますので、購入を検討されている方はぜひ最後までお読みください。

目次

パイロット「アクロボール」の概要、仕様等

概要

アクロボールは、パイロットが開発した、アクロインキを使用した油性ボールペンです。

2008年にアクロボールが誕生した後、アクロ300、アクロ500、アクロ1000、アクロドライブなどの高価格帯のボールペンや多色ペンなどが登場し、アクロインキのボールペンのシリーズはそのラインナップを充実させてきました。

アクロボールは、その中で165円(税込)という最も安価で購入できるボールペンです。

仕様

そんなアクロボールの主な仕様は👇です。

アクロボールの主な仕様(公式HPから抜粋)
  • 種  類:油性ボールペン
  • サ イ ズ:
    • 最大径φ11.3mm
    • 全 長 143mm
  • 重  量:9.1g
  • ボール径:0.5mm or 0.7mm
  • 軸 さ や:樹脂
  • 方  式:ノック式
  • イ ン キ:アクロインキ
  • インキ色:黒・赤・青
  • 価  格:165円(税込)

ボール径は、「アクロボール」は0.5mmと0.7mmのみですが、同価格のシリーズ「アクロボール Tシリーズ」は0.3mm、「アクロボール150」は0.3mm、1.0mmも選べます。

軸色(ペン本体の色)は、ボール径やインキ色によって選べる色が異なり、具体的には👇です。

アクロボールの軸色(カッコ内はインキ色)
  • 0.5mm
    • オフホワイト(黒、赤、青)
    • イエロー(黒)
    • コーラルオレンジ(黒)
    • パープル(黒)
    • ディープグリーン(黒)
  • 0.7mm
    • ブラック(黒、赤、青)
    • ブルーグレー(黒)

なお、先ほどお話しした「アクロボール150」、「アクロボール Tシリーズ」にもそれぞれの軸色のラインナップがあります。

「アクロボール」、「アクロボール150」、「アクロボール Tシリーズ」のボール径、インキ色、軸色についてまとめると👇です。

スクロールできます
アクロボールアクロボール150アクロボール
Tシリーズ
ボール径0.5、0.70.3、0.5
0.7、1.0
0.3、0.5、0.7
インキ色3種
(黒、赤、青)
3種
(黒、赤、青)
黒のみ
軸 色上表のとおり3色
(インキ色対応)
ボール径ごとに
各5色

価格は全て165円(税込)です。

アクロボールをレビュー(デザイン)

今回購入したのは、パイロット「アクロボール」の0.7mm細字(軸色:ブラック、インキ:黒)です。

100円台のボールペンによくある、中の芯が透けて見えるようなデザインは、個人的に安っぽい印象を受けてしまうのですが、このペンは違いました。黒一色のシンプルなデザインで、ビジネスシーンに合いそうです。

クリップにメーカー名と製品名が印字されています。

クリップの付け根のあたりにも印字されていますね。

このクリップですが、柔らかく、爪を入れたりすると簡単に上がります。物にはさんだりするのに便利ですが、強い力をかけると折れてしまうかもしれません。

グリップはラバー素材ですが、全体が黒のため、デザイン性を損ないません。

ただ、このグリップ部分とペンの上部との境目にある隙間が、ペンの一体感を損なうようで少し気になりました。まあ150円のボールペンにデザイン性まで求めるのは、そもそも少し違うとは思いますが。

なお、上位モデルのアクロ300、アクロ500、アクロ1000と並べたのが👇です。

上にいくほど価格が上がります。

当然かもしれませんが、価格に比例して見た目の高級感がどんどん増していきますね。

アクロボールをレビュー(性能)

書き心地

水性インキのような、なめらかな書き心地をうたっているアクロボールですが、実際どうでしょうか。

結論からお話しすると、確かに書きやすいです。紙にひっかかるような感覚はほとんどなく、流れるようになめらかに書くことができます。

ただ、書いているとたまに字がかすれるときがあります。

実際に書いてみたのが👇です。

特に書き出しなどにかすれやすい印象です。ペンの角度や筆圧などによっても違うのかもしれませんが。

ただ、よく見ればという程度ですので、特に気にならなければ、なめらかな書き心地のボールペンとして、仕事や勉強など、特に書き続ける場面などで活躍しそうです。

なお、油性ボールペンのため、速乾性も高く、書いた直後の字に触れても、字がのびたり、インクが指に付いたりすることは全くありません。

持ちやすさ

アクロボールはラバーグリップのため、指が滑りにくいです。

かなり摩擦力が高く、ペンを下に向けて指の力をゆるめたり、手でひっぱったりしても全く滑らないため、安定して持つことができます。

全長約14.3cm、最大径φ11.3mmで、他の同価格帯のボールペンと比べて(👇)ほぼ平均的な長さ、太さです。

重さは9.1gとかなり軽いです。持ってみると指にペンの重さはほとんどかかりませんので、長時間の使用にも適しています。

ノックについて

レビューの最後に、ノックについてお話ししたいと思います。

まず、ノック音は大きめで、「カチッ」という音が聞こえます。

はっきりと響きますので、会議中や図書館などでもし音が気になるという場合は、注意が必要です。

また、ノック部分が細長いため、ノック時に指に少し負荷がかかります。

ただ、ノック感は柔らかめのため、連続でノックしたりしなければ指が痛くなるようなことはないと思います。

アクロボールはどこで買えるか

アクロボールは、以下のような場所で購入できます。

オンラインストア

Amazon、楽天、Yahoo!ショッピングなどの大手オンラインストアなどで購入できます。

オンラインストアでは、特にセールなどのキャンペーンを利用したりすることで、通常よりもお得に購入できるかもしれません。

文房具店など

全国の文房具店や大型書店などでも取り扱われています。

実店舗で購入するメリットは、実物を見たり、手に取ってみたりできることです。

アクロボールは定番のボールペンですので、多くの文房具店などで取り扱われていると思います。

安価のため、試し書きができることもあると思いますので、そのときは書き心地も体感してみてください。

私は今回文房具店で購入しました。

アクロボールのレビューのまとめ

以上、PILOT(パイロット)のボールペン、Acroball(アクロボール)のデザインや書き心地、持ちやすさなどについてお話ししました。

今回の話の内容をまとめると👇です。

  • 仕 様
    • 種  類:油性ボールペン
    • サ イ ズ:
      • 最大径φ11.3mm
      • 全 長 143mm
    • 重  量:9.1g
    • ボール径:0.5mm or 0.7mm
    • 軸 さ や:樹脂
    • 方  式:ノック式
    • イ ン キ:アクロインキ
    • インキ色:黒・赤・青
    • 価  格:165円(税込)
  • 外 観
    • 単色のシンプルなデザイン
    • 中の芯は見えない
  • 書き心地
    • なめらかに書ける
    • たまに字がかすれる
  • 持ちやすさ
    • ラバーグリップで滑りにくい
    • 軽めで長時間の使用にも最適
  • ノックについて
    • ノック音は大きめ
    • 指への負荷は多少かかる

アクロボールは、アクロインキを使用することでなめらかな書き心地を実現した油性ボールペンです。

たまに字がかすれるときもありますが、ラバーグリップで滑りにくく持ちやすい。また、軽めのため、長時間の使用にも適しています。

165円(税込)という安価で購入できますが、単色でシンプルなそのデザインは安っぽさを感じさせません。

とにかく安価で書き心地の良いボールペンがほしいという方におすすめの、コスパの高い1本です。

最後までお読みいただきありがとうございました。

なお、アクロボールの上位モデルに当たるアクロ300、アクロ500、アクロ1000の特徴、違いなどについては👇でお話ししています。

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